売上票
売上票とはカードを利用した際に加盟店が必要事項(加盟店の情報、カード番号、ローマ字氏名、支払回数、利用金額など)を書き込み、顧客がサインするもので、3枚綴りの一枚をカード会社に一枚を顧客に渡し、一枚は加盟店控えになるというものです。
加盟店で手書きしても良いのですが、ほとんどはオンライン端末のインプリンタで印字するのが普通ですね。
この頃は三枚綴りというのも珍しくなり、端末から加盟店控えと顧客の控えが別々にでてくる(カード会社にはデータが送られているので伝票は出ない)という方式が増えています。
売上票ですがクレジットカードの使用に必要な情報がバッチリ全部書き込まれています(当たり前ですが)、売上票が第三者の手に渡った場合、どうぞ不正利用してくださいという状態になります。
よくコンビニでレシートを受け取らず捨てていってしまう人がいますが、クレジットカードの売上票控えは必ず持ち帰らなければなりません。
月末に請求書が届くまで保管しておきます。
請求書と持ち帰った控えを照合し間違いなければ破って捨てても大丈夫です。
用心深い人はシュレッダーに掛けるんでしょうね。
数年前まで、売上票のサイン欄にサインと合わせて電話番号を書かせる加盟店が多かったです。
すっかりクセになって、いわれなくても書くようになっていたのですが、ある時から、逆に書かないでくれといわれるようになりました。
どこかのお店が顧客情報の収集手段で始めたことが全国に広がったらしいのですが、利用規約に反するので止めるように全国の加盟店に指示がまわったということです。
いまでもサインと電話番号を求めるお店があったらカード会社に連絡するとよいそうです。