ATM
ATMとは現金自動預払機のことで、銀行などの口座に入金することと、自分の口座から現金の引き出しをうけることの、両方ができる装置のことです。
現金の引き出しのみができる装置をCD(キャッシュディスペンサー)といって区別しています。
現在のATMは預け入れ払い戻しにとどまらず、記帳、振込、振替、キャッシング、返済、など多機能化し主要な金融機関は相互に利用可能で銀行のみならず、カード会社、消費者金融の取引も銀行のATMで行えるようになっています。
登場当初は銀行の店舗内に設置されていて、銀行が3時に閉まるとATMも使えなくなった物ですが、徐々に閉店後もATMは利用可能な店舗が増えていき、1990年頃には夜間(19:30くらいまで)でも使えるのが普通になっていました。
たしか、当時、札幌ススキノなどのATMだけ特別に22:00頃まで使えるようになっていたとか思います。
土日はATMは稼動していなかったので、19:30分というのは残業したり、職場が郊外(夜間ATMはある程度繁華なところにしかなかった)にある場合、ちょっとギリギリというか、給料が振り込まれても、なかなか現金がおろせないので、銀行振り込みは不便だなあと思っていました(実際ちょっと前まで現金渡しだったし)。
職場が千葉県の某K市で船橋まで行かないと夜間ATMがなくて19:30までには辿り着けないがしばしばありました。
やがて、アメリカから「日本の景気が悪いのはATMが24時間稼動していないからだ」といわれてATMは24時間稼動が当たり前になり、コンビニなどにも設置されるようになって、なんか、そう昔のことでもないのですが、いまさら不便な状態には戻れないですよね。