定額リボルビング払い
定額リボルビング払いとは毎月一定額を支払う契約による支払い方式のことです。
元利定額リボルビング方式と元本定額リボルビング方式があり、元利定額リボルビング方式だと文字通り毎月の支払いは一定額になり、元本定額リボルビング方式だと、とりあえず元本は毎月同じだけ返済される。
金利は支払残高に応じて決まるので元本の返済が進むと金利分はだんだん安くなっていくというしくみです。
前者は住宅ローンの世界でいうところの元利均等返済とおなじ、後者は同じく元本均等返済と同じものです。
一般にリボ払いというと元利定額リボルビング方式であることが多いです。
金利は以前は25%くらいでサラ金と変わらなかったのですが、グレーゾーン金利がはっきり違法と判断されたあたりから引き下げたカード社会が多く、現在だと13%〜15%くらいが相場でしょうか。
ちなみにサラ金もリボルビング方式で毎月一定額の返済をさせて、ある程度返済が進むと追加融資が可能になるしくみになっていて、ずるずる借り続けるといつまで経っても借金がなくならないということになるのですが、クレジットカードのリボ払いも無計画だと同じことが起こります。
原則として、一月に定額の支払額以上は使わないということだけを守っていれば元本は増えることはないし、これが軌道に乗ると一括払いをしているのと同じことになります。
リボ払いにしているのは、急な出費の翌月もいきなり高額の請求で予算のやりくりができなくなるのを防止するためのセーフティーネットとして設定すると考えましょう。